電気機器を制御する分電盤や制御盤の内部は多くの電線で接続されており、接続される電線の保護及び整理するため電気絶縁性に優れている合成樹脂で作られたダクトが使用されます。

このダクトは上部が開いているコの字型で両側面に等間隔にスリットされており、途中の電気部品端子に配線を引き出し電線を接続できるようになっています。配線完了時には、コの字型の上部に蓋を取り付け電線に接触できないようになっています。分電盤や制御盤に内部に取り付けた配線ダクト内に多くはの電線をダクト内に収容し電線の保護と整理を行います。配線ダクトの主な材質は硬質塩化ビニールを使用しているため、弾力性があるために取り付け易く、耐腐食性にも優れています。

硬質塩化ビニールといっても熱に対して弱いために特殊な添加剤の配合によって熱軟化や耐熱性を強化しています。配線ダクト製品は、mm単位でコの字型の幅や高さの異なる製品がそろっているため、多種多様の分電盤や制御盤に設置でき作業効率をアップでき配線をすっきりとまとめることが可能です。コの字型配線ダクトの長さはメーカーによって若干異なりますが、2、000mmが標準です。ヘラダクトといわれる配線ダクトは、カバーが不要で省スペースタイプのダクトでケーブルの取り付けや取り外す簡単です。

ヘラダクトはブス止めまたは接着剤で固定でき配電盤の他、ビル・住宅の電気設備工場内の電気工事、オフィス内の配線工事などで使用されています。ヘラダクトもmm単位で製品化されておりスリットが広いため、電線の識別や分岐が簡単にできmm単位のコンパクトサイズのデザインで省スペースを確保できます。
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