自宅で使用する電化製品を購入する場合、大半が製品に繋げる専用のケーブル類が入っていると言われています。

電源ケーブルであったりパソコンや周辺機器、オーディオやホームシアターなどの電化製品は接続用のケーブルが入っておりつなげて利用する必要があります。

一般的に電化製品に使用されるケーブルはケーブルの中身がむき出しになると大変危険なため、樹脂製の柔らかい素材で被覆されて絶縁された状態になっています。実は樹脂製の素材で覆われている配線は、屋外に置いておくと素材が劣化してボロボロの状態になりやすい特徴を持ちます。基本は電化製品に使用する配線類は、屋内で使用するため特殊な耐候性のある素材は一切使用されていません。しかし屋内であっても、気温の変化や雨風、太陽光に含まれている紫外線をあびていると、樹脂が劣化してもろくなってしまうのです。

また素材を劣化させる原因に塩化カルシウムが挙げられます。豪雪地帯などは路面に凍結防止剤を撒くことが多いですが、この薬剤には塩化カルシウムを多く含んでいるため塩害を引き起こしやすいのです。散布車を使って大量に撒いた後に、冬の強い風が吹き荒れると周辺に塩化カルシウムが飛んでいきやすくなる恐れがあるため、塩害によって樹脂製の素材を利用した配線は素材が劣化しやすくなる傾向にあります。そのため屋外で配線を利用している場合は、屋外用の塩害に耐える性質を持ったタイプを利用することをおすすめします。

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