現在は家庭でのインターネット接続については、無線によるWi-Fiに人気が集まっています。
場所を選ばずどこででも利用できることやパソコンやスマートフォンなどの携帯機器の接続も簡単にできることが人気を高めています。しかし、安心・安全な暮らしという観点では、電波漏れや電子レンジなどからの電波の影響など不安の残る点もあります。
特に、最近ではネットバンキングやインターネット上でのクレジット決済など重要な情報を取り扱う場合も増えてきていて、Wi-Fiの危険性も問題となってきています。
そのため、重要な情報を取り扱う機器については、lanケーブルを用いた有線LANによるインターネット接続がより安心になります。有線LANを構築するとき、lanケーブルには様々な種類があり、どのようなケーブルを用をいればよいか悩んでしまうこともあります。
まず、lanケーブルの通信速度とデータに用いる周波数はカテゴリという規格で決められています。通信速度については、光通信の通信速度が1Gbpsですから、カテゴリの5e以上のものを使うことが実用的です。
カテゴリが6、6eのケーブルは周波数が高くより多くのデータのやりとりができますので、オンラインゲームなどを楽しむことにも適しています。
7，7eのケーブルは高性能ですがその分高価なためサーバーなど大量のデータを扱う回線などに使う場合に使用するために向いています。また、他の機器の電波を影響を受けやすい場所ではシールドされたケーブルを用いることで影響を最小限に抑えることができます。このように用途と予算に応じたlanケーブルを選択することが大切です。