一般家庭ではコネクタ付きのlanケーブルを購入することが多く、すぐに接続して使用することができます。
長距離にわたりケーブルを設置したい場合や任意の長さに調整したい場合になどには、自分でコネクタを取り付けて使用することも可能です。
必要な材料や工具類は、ホームセンターや規模の大きな家電量販店で購入することができます。lanケーブルにコネクタを取り付ける際に必要な工具は被覆を剥がすための外皮むき工具と、導線を接続するためのかしめ工具の2種類です。
完成後に通電チェックを行うために、テスターがあれば便利です。作業手順ですが、被覆を剥がしてから8本の芯をバラバラにほぐし、長さを揃えて1cmぐらいになるように切断します。順番を間違えないように揃えてコネクタに差し込み、かしめ工具で圧着したら完成です。力が弱いと接触不良が起こってしまうので、しっかりと力を入れて確実に圧着をすることが大切です。ケーブルの接続ができたら、専用のテスターを利用して各線が導通していることを確認するようにしましょう。lanケーブルに取り付けるコネクタを選ぶ際の注意点ですが、単線用とヨリ線用で種類が分かれています。
この組み合わせを間違えると、接触不要の原因になってしまいます。かしめ工具についても単線用とヨリ専用で違うので、注意をするようにしましょう。かしめ工具は精度が低いと接触不良の原因になってしまうので、安物は使わないようにすることが大切です。