屋外にケーブルを敷設する際に大きな課題となるのが、太陽からの紫外線や熱による影響です。
寒冷地で使用するケーブルの特徴とは
寒冷地でケーブルを使用する場合には、様々な自然環境に適応し安全に使用することができるものを選ばなければなりません。
寒冷地対策ケーブルで過酷な環境でも安心
一般的なケーブルの被覆で最も普及しているのがビニール素材を使用したもので、内部の銅線を守り絶縁を行うという重要な役割を果たしているのはもちろんのこと、一定の強度と柔軟性を持ち合わせていることから取り回しもしやすく、さらにコストが最も安いという多くのメリットがあります。
降雪時にケーブルを利用する場合の注意点
国内では毎年、2m以上の降雪に見舞われる地域があり、そういった場所では電気を供給するケーブルに対しての対策を施すことが重要です。
降雪時を想定した雪国のケーブル
暴風雪などの降雪時に心配なのが停電です。
塩化カルシウムのケーブルに対する影響
融雪剤に含まれる塩化カルシウムは、金属を腐食させることで知られていますが、実は屋外に設置するケーブルにも影響を与えます。
ケーブルは塩化カルシウムで劣化する恐れがある
自宅で使用する電化製品を購入する場合、大半が製品に繋げる専用のケーブル類が入っていると言われています。
塩カルはケーブルへの劣化も起こることがある
塩化カルシウムのことを略して塩カルと言いますが、塩カルは路面の凍結防止や積雪の溶解などで利用が行われている薬品です。
配線ダクトの仕様と施工方法について
配線ダクトはケーブルを収納することに用いられる電設資材であり、樹脂製と金属製があります。
様々な場面活躍する結束バンド
結束バンドとは、通信線や電線などの複数あるケーブルをまとめるための樹脂や金属製のバンドのことをいいます。